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電気通信大学
大学院情報理工学研究科、情報理工学域
情報・ネットワーク工学専攻、Ⅰ類 (情報系)
教授
沼尾 雅之
ヌマオ マサユキ
Masayuki NUMAO
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経歴
電気通信大学電気通信学部 情報工学科 教授 2008/04/01-2010/03/31
電気通信大学情報理工学研究科 情報・通信工学専攻 教授 2010/04/01-2016/03/31
電気通信大学情報理工学研究科 情報・通信工学専攻 専攻長 2014/04/01-2015/03/31
電気通信大学情報理工学研究科 情報・ネットワーク工学専攻 I類長 2016/04/01-2017/03/31
電気通信大学情報理工学研究科 情報・ネットワーク工学専攻 教授 2016/04/01-現在
日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所 シニア・マネージャ 2000/12/12-2008/03/31
米国IBMグローバルサービス株式会社 プロジェクトマネージャ 1999/08/01-2000/12/11
日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所 マネージャ 1983/04/01-1999/07/31
国立情報学研究所 客員教授 2017/10/01-2019/03/31
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学歴
東京大学 工学部 電気工学科 1981/03 卒業
東京大学 工学系研究科 電子工学専攻 修士 1983/03 修了
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学位
博士(情報理工学) 東京大学 2004/10
工学修士 東京大学 1983/03
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学内担当授業科目
2022 プログラム言語論 前期 学部(昼間)
2022 コンピュータリテラシー 前期 学部(昼間)
2022 知能情報特論 後期 大学院共通(IE,IS) 博士前期課程
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現在の専門分野
知能情報学
マルチメディア・データベース
情報セキュリティ
情報ネットワーク
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現在の研究課題
日常生活行動オントロジーに基づく高齢者の自立度評価システム IoT,ビッグデータ,見守りシステム,日常生活行動(ADL),機能的自立度評価(FIM) 2020/04/01-2023/03/31 本研究では,日常行動と夜間の睡眠状態をモニタすることによって,運動・認知機能の自立度を自動的に評価する見守りシステムを構築し,その有効性を評価することを目的にする.具体的には,日常生活行動(ADL)をオントロジーとして計算機が利用可能な知識として定義し,センサデータからADLを認識する方法を,機械学習と論理推論を融合することにより確立する.さらに,機能的自立度評価法(FIM)も知識化することによって,個々のADLにかかった時間や介護の有無といった特徴によって自立度を評価する.期間ごとの自立度をレーダーチャートによって可視化することで,自立度の変化を客観的に理解できるようにする.有効性評価のために実際の介護施設において実証実験を行い,その過程で,日中行動と睡眠状態の関連性についても,相関関係をマイニングすることによって解明する.
無負荷センサ統合による見守りシステムの構築法 IoT,ビッグデータ,センサーネットワーク 2017/04/01-2020/03/31 本研究では,IoT,つまりネットワークに接続された各種センサからの情報を統合した居住者状態認識と異常状態検知のための技術を開発し,高齢者施設などにおける見守りシステムの構築法を確立する.本研究の特徴は,多様な用途や機能などの要件と,居住環境やセンサ数などの制約の下で,最適な見守りシステムを開発するための設計法と,非カメラ系センサであるRFIDやマイクロ波センサ等を統合することにより認識・検知技術を開発することである.具体的には,(1)見守りシステムの機能や条件をUMLによりモデル化し,(2)複数人が居住する屋内空間において,個人の特定と,その位置・姿勢,行動状態を認識する技術と,(3)行動状態と健康状態を総合的に判断して異常状態を検知するマイニング技術を開発し,(4)実際の居住空間で実験評価することにより,リアルタイム異常検知のための認識処理速度と居住者数に対するスケーラビリティを満たす実用システムを構築することを目的とする.科研費 基盤研究(B)
集約バスケットからのデータマイニング手法の研究 データマイニング,バスケット分析,相関分析 2012/04-2015/03 集約バスケットからのデータマイニング手法の研究
トレーサビリティ・データマイニングの研究 トレーサビリティ, データマイニング 2009/04-2012/03 大量かつ分散して発生するトレーサビリティ・データから,知識発見をするためのデータ・マイニング技術を研究するものである.本研究では,分散トレーサビリティ・データが階層構成を持ち,それが,製品の階層構成(BOM:Bill of Material)と似ていることに着目したドリルダウン型データマイニング手法を提案し,実用化に向けた技術開発をすることを目的とする.本研究は,最近問題になっている,製造業における品質問題を解決するためのキーテクノロジーとなる.たとえば,一台当たり数万点の部品から構成され,それぞれの部品が異なる業者から供給される自動車においては,故障原因の究明が難しくなっており,それがリコールの遅れなどにつながっている.本研究の手法により,故障が出始めた段階で,その可能性となる部品を特定することが可能になるので,早期の問題解決(Early Warning)が可能となる.
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共同・受託研究希望テーマ
見守りシステム 産学連携等、民間を含む他機関等との共同研究を希望 技術相談,受託研究,共同研究
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著書
著書 Intelligent Scheduling Masayuki Numao Morgan Kaufmann Pub 607-628 1994
著書 インテリジェントCAD 沼尾雅之 コロナ社 1989
著書 オブジェクト指向 沼尾雅之,藤崎哲之助 共立出版 225-243 1986
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論文
一般論文 有 RFIDタグアレイを利用した非画像信号からの画像復元法とトイレ行動認識システムへの応用 大嶋 政親,沼尾 雅之 情報処理学会論文誌 63/ 3, 908-916 2022/03/15
一般論文 有 3D Objects Tracking by MapReduce GPGPU-Enhanced Particle Filter 共著 J. ZHOU, X. LI, H. CHEN, R.CHEN, and M. NUMAO IEICE TRANSACTIONS on Information and Systems E98-D/ No.5, 1035-1044 2015/05/01
一般論文 有 無線LANアクセスポイントへの検索要求を用いた屋内混雑度推定手法 中野隆介,沼尾雅之 日本データベース学会論文誌 12/ 1, 121-126 2013/06
一般論文 有 利用者単位の消費電力量測定手法と家庭における節電指標の提案 高橋 麻美 , 根路銘 崇 , 沼尾 雅之 情報処理学会論文誌 53/ 7, 1711-1720 2012/07
一般論文 有 集約バスケットからの相関関係マイニング 松澤裕史,沼尾雅之 電子情報通信学会論文誌 D J95-D/ 2, 170-182 2012/02
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研究発表
学会口頭発表 介護日誌入力支援システムについての検討 情報処理学会, 高齢社会デザイン研究会 2020/ 13 無 野亦 優, 沼尾 雅之( 2020/02/28
学会口頭発表 社会的孤立の測定とケアを目的とした介護施設向け見守りシステムフレームワークの提案 情報処理学会, 高齢社会デザイン研究会 2020/ 11 無 永間 慎太郎, 沼尾 雅之 2020/02/28
学会口頭発表 パッシブRFIDタグを利用したトイレ行動検知システムの提案 情報処理学会, 高齢社会デザイン研究会 2020/ 1 無 大嶋 政親, 沼尾 雅之 2020/02/28
学会口頭発表 パターンマイニングを用いた楽曲主題部の自動抽出に関する研究 第18回情報科学技術フォーラム(FIT2019) FIT19/ CE-006 有 JIAXIN WU,沼尾雅之 2019/09/03
学会口頭発表 介護学会誌から分析した現場の課題とその取り組み率 ものこと双発学会 2018 年度 年次研究発表大会 D3 無 野亦優, 沼尾雅之 2019/03/24
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知的財産権
特許 情報処理システム、情報処理方法、プログラム、およびタグ 特願2019-212895 2019/11/26 出願
特許 情報処理装置 特願2019-052678 2019/03/20 出願
特許 情報処理装置 特願2018-53454 2018/03/20 出願
特許 クラスタリング装置,クラスタリング方法およびプログラム 特願2017-141082 2017/07/20 出願
特許 情報処理装置,情報処理システム,情報処理方法およびプログラム 特願2017-088575 2017/05/01 出願
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受賞
FIT論文賞 多品種対応ドメインを用いたモデル駆動開発の実現 2014/09/04
情報処理学会論文賞 2005/05/01
情報処理学会全国大会大会優秀賞 1997/03/01
人工知能学会論文賞 1995/07/01
人工知能学会論文賞 1991/06/01
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共同・受託研究実績
Wi-Fi信号による混雑度,待ち行列推定システムの研究 2014-2016 受託研究 企業からの受託研究
ガラス製造業における品質管理のためのデータ分析 2009-2010 受託研究 企業からの受託研究
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公開講座・講演会等
第3回UECスクール(プログラミング学習) 高大接続教育プログラム(UECスクール) 2018/12/16 電気通信大学附属図書館 AIA
第4回データアントレプレナーカンファレンス データアントレプレナー講座 2018/07/13 電気通信大学附属図書館 AIA
讀賣新聞社共催講座『連続市民講座』 讀賣新聞社,電気通信大学 2017/12 電気通信大学講堂
マイクロウェーブワークショップ マイクロ波がデザインする新しい世界,そして日本 電子情報通信学会,総務省 2016/12/02 パシフィコ横浜 Room 3 (アネックスホール F204)
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所属学協会
人工知能学会
情報処理学会
IEEEコンピュータソサエティ
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会議・研究会等
電子情報通信学会 情報通信システムセキュリティ時限研究専門委員会委員 2008
IEEE国際会議IDCS2004 運営委員会委員 2004
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委員会・審議会等
情報処理学会 コンピュータセキュリティ研究運営委員会運営委員 2008/04-2010/03
人工知能学会 副会長 2007/06-2009/05
情報処理学会 コンピュータセキュリティ特集号編集委員 2003/04-2008/09
人工知能学会 理事(財務担当) 2002/06-2004/05
人工知能学会 学会誌編集委員 1992/04-1994/03
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社会貢献活動
学術雑誌関係 人工知能学会 2007/06-2009/05 出版委員会委員
学術雑誌関係 情報処理学会コンピュータセキュリティ特集号 2003/04-2008/09 編集委員
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学内委員会等
大学教育センター企画開発部門 委員 2020/04-2022/03
情報公開・個人情報保護委員会 委員 2010/04-2012/03
学術院代議員会 代議員 2010/04-2012/03
大学教育センター教育課程部門 委員 2010/04-2012/03
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