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マイクロメカニックスによるポリマー光ファイバー内の針状ドーパントの配向解析
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基盤研究(C)一般
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2020/04/01-2022/03/31
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複屈折消去性ポリマーをコアとする光ファイバーは、内部に光応答性の介在物を分散させると、その介在物の配向状態を光ファイバーから出てくる光によって推定することができる。この効果は、メートル単位で応力を監視するのに有効であるため、 次世代の防災分野に適用が期待される技術であるが、センサー感度に基づく材料設計に指針を与えるモデルの構築が必須である。そこで本課題では、光ファイバーのような円断面のひも状試料について、押しつぶしや曲げなどの「軸のある応力」が加られた際の介在物の配向モデルの構築を行う。濃度や異方性の異なる介在物を分散させた光ファイバーの光学測定結果用いて、構築したモデルの妥当性を判断する。
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